お盆中のギックリ腰(40代 男性)
ちょっと前の症例です。
お盆中の13日~16日はお休みをいただいていましたが、いつものとおり急患等には随時対応しています。
そんな中、朝早くに電話がありました。2ヶ月に1回程度、メンテナンスに来ている方ですが、奥さんからの相談です。どうやら重いものを持ってギックリ腰になってしまった様子です。
電話の様子では動くのも大変そうでしたが、施術してもらえるなら行きますということ。でも、他の予約は入ってないし、今年の盆はコロナ禍で子どもたちも帰省できず、何も予定がないのです。なので、往診することにしました。車で20分くらいの距離。
家に到着しリビングに通されると、椅子に座っていましたので、マットレスにうつ伏せになってもらおうとお願いしました。しかし、これがなかなか辛そうです。時間をかけて寝てもらって治療開始。
ギックリ腰は近年、治療バリエーションも増え、以前より確実に治療効果を実感してもらえるようになっています。ひととおり治療して、立ってもらって状態を確認してから追加調整。かなり楽に動けるようになりました。
これでとりあえず様子をみてもらって、翌日以降の状態でさらに施術を受けるかどうか判断してもらうことにしました。
翌日以降、特に連絡がなかったので順調に回復したのでしょう。
10日ほど経って奥さんが定期メンテナンスに来院しました。旦那さんの様子を聞くと、「あれから日に日に良くなって、もう大丈夫です」とのことでした。良かったですね、重いものを持つときは注意しましょう。
(『カラダのミカタ』より転載)