走った後に酸欠状態で頭痛が起きる。(高2 女子 陸上)

中学の頃から短距離・中距離で頑張っています。高校生になってからは400mが専門とのこと。
高1のときは順調にタイムも伸びたそうですが、高2になってからは調子が上がらず、次第に走った後の頭痛に悩まされるようになります。
病院の検査では貧血はなく、低血圧症ということで薬を服用。自律神経の症状も出ている、という内容でメールがありました。
この選手は中学時代にオスグット等で治療し改善していますが、そのことを思い出されて予約のメールを出されたようです。

2年前の施術記録を見てみると、オスグットの他に足先が冷たい、肩こりなどの症状があり、身体も歪んでいたようです。

さて、実際に検査と施術をしてみると身体の状態は予想通りでしたが、筋肉のこわばりが特に酷く、丁寧にやっていたらとても通常の時間枠では足りないことが明らかになりました。次の患者さん(比較的近所の方)が最後だったので、その方にメールで時間が押していることを伝えて時間延長です。

ようやく大丈夫なレベルまで改善したので起きてもらうと、スッキリした感じで笑顔も見られました。おそらく、もう走っても大丈夫でしょう。
念の為、一週間後に予約を取って帰られました。

そして本日、再来院。
頭痛はどうだったと聞くと、
「全然痛くなりませんでした!」とニッコリ。あ~、良かったですね(^^)v
身体のこわばりも戻っていなく、前回治療後の状態よりも良くなっている部分もあります。
お母さんも、「病院や鍼治療でダメだったけど、こちらに来たら一回で改善しました」と喜んでいらっしゃいました。
次の大会では自己ベストが出るかもね(予言)。

(『カラダのミカタ』より転載)