痛い股関節に膝蹴りの追い打ち(中1 男子 バスケットボール)

小学生低学年の頃からときどきメンテナンスや怪我の痛みで来院している男子。今回は約一年振りです。
 右の股関節が少しづつ痛くなってきたところに、プレー中に他の選手の膝が入りました。疲労による股関節痛と打撲の痛みで、たまらずSOSのようです。お母さんからLINEで予約が入りました。

 打撲の圧痛の有無を、自分で押してもらって確認します。私が押さないで本人からやってもらうのは、施術後の効果を分かりやすくするためです。完全ではなくても、プレーに影響しなければOKです。

 もともと疲れが溜まりやすい、または頑張りすぎる子ですから、全身疲労はかなりあります。股関節痛も疲労からくる痛みですから、念入りに状態を整えます。
 打撲の痛みは、打撲専用の手技がありますので、丁寧に時間をかけて行います。最終の予約時間帯でしたので、あまり時間を気にせずにじっくりと行います。

 施術後、立って動いてもらいますが、大丈夫そうです。施術中に本人が寝ていたので、打撲の痛みを途中で確認できなかったので、最後に自分でもう一度押してもらって確認します。
 「あ、ほとんど大丈夫です」と少し驚いた様子でした。普通、打撲の痛みがその場で軽減するとは思わないでしょうね。次の日も練習試合が数試合あるようです。頑張ってください。
 翌日、お母さんからお礼のLINEが入りましたので、様子を聞いてみたら、実際にプレーは見てはいないようでしたが「『活躍した!』と喜んで帰ってきました」とのことでした。