救えなかった手術(半月板損傷)

 ホームページをリニューアルして、「問い合わせフォーム」という形でメールをいただくことにしています。
 これは従来のようにメールアドレスを載せてしまうと、迷惑メールや広告メールが大量に届いてしまうからです。もちろん、その「問い合わせフォーム」からも迷惑メールが来ないような対策は施してあります。

 ただし一番のリスクは、発信者からメールアドレスを手入力してもらわなければいけないところです。つまり誤入力の危険性があるのです。これを防ぐには、入力を2回やってもらうことも一つの方法ですが、あまり手を煩わせたくないということもあります。だから、最初は電話番号欄も省略していました。
 これが仇になってしまいました。

 先週の土曜日、問い合わせフォームからメールがありました。
 「半月板損傷し病院で検査をしたらバケツ柄断裂の診断。なるべく手術はしたくないのですが5/2に手術予定です。できれば手術前に受診してみてもらい手術は回避したいのですが…日がありません。ほんとに手術しなくても治るのでしょうか?医師からは手術しないと断裂が進み手術もできなくなりエックス脚になり変形正膝関節症になると言われました」
 これは大変です。仕事前に早速、返信を出しました。
 「本日、午前11時に空きが出ました。まずは一度施術を受けてみませんか。手術をドタキャンするのは大変勇気のいることで、そこには二度と行けないかもしれませんが、病院は他にもたくさんあります。まず、当院で施術を受けてみてから考えても良いかと思います。お返事をお待ちしております」
 たとえ11時に間に合わなくても、返事さえいただければ調整できます。土曜の時間外とかご本人が希望すれば日曜の定休日でも時間を作ることは可能なのです。
 しかし、連絡は来ませんでした。それもそのはず、メールを送るとエラーになるのです。メールアドレをスマホに転送してからやってみてもだめです。どうやらご自身のメールアドレスに誤入力があったのでしょう。

 現在は電話番号の入力が必要です。これでメールアドレスに誤りがあっても、電話番号から連絡できます。なお、メールアドレスの誤入力があると、自動返信メールが届きません。しばらく経っても問い合わせを受付した旨のメールが届かない場合は、再度メールをいただくか、電話でお問い合わせください。