なるべく食品添加物を避けた結果……。

 先日、月イチで身体のメンテナンスに来院されている方(仮にAさん、以下同じ)と、食品添加物の話題になりました。
「なるべく避けたいけど、あまり気にしていると食べるものがなくなりますね」
「普段は気にして食品を買っているけど、たまには添加物を承知でお菓子など食べることはありますね」などと、いろいろ情報交換も含めてお話していました。
 特に日本は、食品添加物の種類がダントツ世界一(800種類以上)ですし、外国で禁止されているものも認可されているモノもあります。神経質になりすぎないよう、でもなるべくは避けたいですよね。ちなみに、アメリカの認可食品添加物は140種、イギリスはなんと14種類だとか。
 アメリカ人などは、甘すぎるコーラなどを気にしないで大量に飲んでいるイメージですが、添加物そのものは少ないんですね。

 もちろん、気にしないで食べていても直ちに健康被害が出るわけではありませんし、厳しい基準で認可されていることは間違いないのです。そんなことを呟いたら、Aさんに「でも、なるべく避けることに越したことはありませんよ。日本は長寿大国と言われていますが、ガンの発症率も世界一ですから。原因に食品添加物が影響していることを否定は出来ません」と言われました。
 まあ確かに、そうですね。気にしないで摂取し続けて、体内に溜めてしまったり高濃度になったりするより、なるべく避けられるものは避けていくことに越したことはないと思います。ガンの原因が添加物だけではないでしょうが、発がん性のある食品添加物が存在することも確かです。
 同様に、原産国が中国の食品も避けたいです。数年前に週刊文春で取り上げていましたが、残留農薬等の問題はかなり深刻ではないでしょうか。


 ということで、最近私が避けている食品と、ちょっと割高でも食べているもの、あるいは工夫しているものについてご紹介します。
 まず、納豆です。これは最近、筋トレとの関係で、なるべく高タンパクの食事を心がけていて、以前はたまにしか食べなかった納豆は毎日食べています(昼食時)。こだわりは、国産大豆であること。そして、付属しているタレやカラシは使いません。理由は添加物です。特にカラシは酷いようです。なので、味付けは醤油と少しのオリゴ糖、オリーブオイルを入れて混ぜます。オリーブオイルは、納豆と同時に摂ると相乗効果で白髪に良い、というネット情報があったので試しています。たとえ白髪に効かなくても、オリーブオイル自体は健康に良いとされているので摂取して悪いことはないでしょう。
 私は夕食時の晩酌はしませんが、風呂上がり~寝るまでの間、お酒を少々飲みます。そこで問題になるのがツマミです。食べなくてもいいのですが、少し食べたほうが胃の負担が少ないとも言われています。以前はペヤング焼きそばとビールが大好物でした。でも、昨年暮れからは、干しイカや食べられる煮干しなどに変えました。美味しく味付けされていて値段も手頃なものは、原産がほぼ中国で添加物もたっぷりです。だから、干しイカは『原材料名:イカ(国産)、食塩』としか書いていないものを選びます。煮干しも同様です。
 もちろん値段は中国産の倍以上ですが、たくさん食べるわけでもないので、財布に厳しいわけでもありません。特に干しイカは少量でも噛むのに時間がかかる(笑)
 つまみに甘いものが欲しいときは、卵焼きを作ります。これもオリゴ糖と食塩少々で味付け。卵も高くなりましたが、それでも30円のつまみですから、スナック菓子よりはずっと安い(笑)