両膝のオスグット(小6 男子 サッカー)

 当ブログで2022年5月に投稿した「オスグットの最新施術」の、追記で紹介した選手のケースです。
 2周間前から痛みだしたという両膝ですが、初回来院時はテーピングの跡がたくさん残っていました。サポーターも薬局で買って併用していたようです。もちろん、今日から2つとも必要ありません。

 施術台に腰を掛けている状態で圧痛を確認すると、左膝のほうが痛みが強く、それは運動中の痛みも同様です。立位から両膝を曲げていくと、ちょっと腰を落とした程度で痛みが出始めます。体重のかからない仰向けでは若干、曲げやすくなりますが、それでも90度までは曲がりません。(痛みが出始める)
 通常の施術例では、片膝よりも両膝のほうが施術回数が少し長くなることが多い(以前は4~5回)のですが、最新の技術でなるべく短くが目標です。個人差はあります。

 初回の施術では圧痛が取れ、立位からの完全屈曲で少し痛みを感じる程度まで改善できました。週末に県選抜のセレクションがあるということで、4日後に2度めの施術。施術前の状況は、圧痛はないものの、立位からの屈曲は初回と同じ程度まで戻っていました。
 施術後は、完全屈曲でも痛みがなく正座も大丈夫です。セレクションに向けて、家でもストレッチをするよう伝えました。

 一週間後に3回目。セレクションは、終わったあとに痛みを少し感じたようですが、施術前は完全屈曲しても痛みがありません。ということは、今回で終了しても良い目安まで回復しています。
 施術後も問題ないようです。もし練習をやってみて痛みが気になるようだったらまた来てくださいと伝えて終了です。順調に回復してよかったですね。

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