シーバー病(踵骨骨端症)について(小学5年 ミニバス 男子)

ホームページをリニューアルして、症例報告もここ(実際の症例)で紹介していきますが、まだまだ少ないです。その理由は、今まで旧ブログ『カラダのミカタ』(ブログは継続)で紹介してきたからです。なので、今後は少しここに転載して行こうと思っています。
既にいくつか転載済みですが、シーバー病もと思ってブログを探したら、件数も少ないし、ちょっと古い記事ばかりでした。(いやいや、そんなはずはない)と思ったのは、実際には結構な件数を施術してきたからです。
記事が少なかったのは、更新をサボっていたこともありますが、患者さんの主訴が別の症状だった例が多かったのも理由のひとつです。例えばオスグットで来院したお子さんの施術中、本人や親御さんから「そういえば踵も痛い」と言われて施術したということです。
そこで最近の例を思い出していたら、昨年の秋にもありましたのでご紹介します。。

定期的にメンテナンスに来院する小学生の男の子です。
このときも全身の疲労回復のための施術を行っていところ、お母さんから「そういえば、踵が痛いって言っていたかも」というので右足の踵を押して「痛い?」と聞いてみると、こくんとうなずきます。
なので、さっそく施術です。根本的には下肢の疲労なのですが、患部を押したときの痛み(圧痛)そのものは、数分で取ることができます。
施術の流れとしては、まず本人にも痛いところを自分で押してもらって痛みの程度を確認してもらいます。その後、施術しながら痛みも私の方でときどき確認して進めます。
最後は、もう一度本人から押してもらって痛みがないことを確認します。
後で痛みが再発することもありますが、だいたいは1~2回の施術でOKになります。
このように、患者であるお子さんと二人で痛みを確認していますが、そばで見守っている親御さんにはなかなかこの施術の凄さが伝わっていないなぁ、と感じています。